老人ホーム運営の隆生福祉会で導入
AVITA株式会社は、社会福祉法人隆生福祉会において「アバター介護士」の導入を開始したと2025年4月10日に発表した。介護スタッフの新しい働き方を提案し、負担軽減、人手不足解消に寄与するとしている。
イベントやレクリエーション支援に
「アバター介護士」は、リアルとWebで交流できるオンライン接客サービス「AVACOM」を活用したツールで、隆生福祉会の職員が現場スタッフと連携しながら遠隔でアバターを操作するというもの。
生成AI技術と介護の専門知識を融合し、イベントやレクリエーションの支援、見守りなどを非接触・非対面で行うことができる。
対人コミュニケーションが苦手な介護支援利用者・介護士にとってもアバターを介すため親しみやすく、リラックスして会話を楽しめるのが魅力だ。また操作する介護士が異なっても、利用者はいつもと同じアバターで安心しやすい。
操作しやすく、在宅勤務も可能
隆生福祉会では、アバターを介してカード遊びなどのコンテンツを活用している。日本伝統の「かるた」に着想を得た遊びで、施設利用者にもすぐに楽しめる。
システムはアバター、大きさ、背景などが選択でき、操作も簡単なためPCに不慣れな職員でもすぐに活用できる。場所を選ばず、施設だけでなく産休・育休中のスタッフが在宅で短時間働くことも可能だ。
(画像はプレスリリースより)

AVITA株式会社のプレスリリース
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