介護ニュース
2025年11月17日(月)
 介護ニュース

「終末期を自宅で過ごすことについて」千葉県が県民意識調査を実施

「終末期を自宅で過ごすことについて」千葉県が県民意識調査を実施

このエントリーをはてなブックマークに追加
患者が望む場所で看取りができる環境づくりを目指して
千葉県が今年2月、「終末期を自宅で過ごすことについて」実施したインターネットアンケート調査結果が先月末、発表されました。

アンケートは、患者が望む場所で看取りができる環境づくりをすすめる中での課題を整理する目的で行われ、20代から70代以上の男女を対象に実施。有効回答数は153人で、そのうち23.5%が「60歳~69歳」、22.9%が「40歳~49歳」。男女比は男性が75.8%、女性が24.2%でした。

アンケート

「終末期を自宅で過ごすことについて」
調査結果では、「死期が迫っていることがわかった場合、最期を自宅で過ごしたいと思うか?」といった質問に、全体の53%が「自宅で過ごしたいが、実現は難しいと思う」と回答しました。

その理由としては、「家族に介護の負担や手間がかかるから」が74%、「自宅で介護を受けられる居住環境が整っていないから」が34%で、この他には、「介護をしてくれる家族がいない」「自宅で亡くなることに不安がある」等といった回答がありました。

また、「最期を自宅で過ごす場合に必要な条件は」といった質問に、59.5%が「家族に介護の負担や手間がかからないこと」、40.5%が「訪問診療をしてくれる医師や看護師がいること」と回答しました。

この他、「家族が自宅療養を望んだ場合、自宅療養は最期までできると思いますか」といった質問には、58.8%が「医療や介護のサポートがあれば可能だと思う」と答え、「できないと思う」または「わからない」と答えた人は32.7%でした。

編集部 つつみ さえこ

外部リンク

「終末期を自宅で過ごすことについて(第4回インターネットアンケート調査結果)」千葉県
http://www.pref.chiba.lg.jp/kenfuku/
Amazon.co.jp : アンケート に関連する商品
  • 認知症当事者の気持ちを中心に『楽になる認知症ケアのコツ』(11月14日)
  • 千葉大学、互助共助コミュニティ型資源回収ステーションと要介護リスクを検証(11月10日)
  • シュビキ、介護業界向け定額・見放題eラーニングを拡充強化(11月6日)
  • 『老いを生ききる』MCIの名優・山本學さんと認知症専門医の新刊発売(11月4日)
  • 『おはよう21』最新号 疑問や悩みを解決 介護職に必要な法律知識(10月30日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    記事検索
    アクセスランキング トップ10










    お問い合わせ



    新着ニュース30件