自然災害被害による屋根修理は保険で直せる
住宅リフォーム業を展開するアイプロ株式会社は、2016年2月4日(木)に発表したプレスリリースの中で、保険を使った屋根修理に関するセカンドオピニオンサービスについて紹介している。
サービス開始の背景
以前より、高齢者を狙った悪質リフォーム詐欺が社会問題となっている。
自然災害などで被害を受けた屋根の修理は一般の人にとっては難しいケースが多く、業者に頼りがちだ。それにつけこみ、法外な修理金を請求したり、粗悪で未完成のまま工事を終了したりするなどの被害を受けたという報告も多く寄せられている。
中には、相談相手のいない高齢者を「保険金が使えるから」という甘い言葉で安心させ、複数の業者がタッグを組んで数日かけて騙すというケースも。国民生活センターに寄せられる、「保険金が使える」という住宅修理サービスのトラブルに関する相談件数も年々増えており、2013年には707件となった。
「セカンドオピニオンサービス」について
同社はこうした悪質業者に騙されないために、消費者が正しい知識を持ち、セカンドオピニオンなどを利用しながら慎重に検討することが大切だとしている。
同社が展開する「セカンドオピニオンサービス」では、消費者からの問い合わせに応じて修理補修箇所の被害状況などを独自に確認。概算修理金額の算出や保険申請が可能かどうかの判断を、第3者の立場から無料でアドバイスする。
今後の展開
同社は昨年6月に、埼玉県より保険を利用した家屋修繕サービス事業の承認を受けており、同サービスを利用してもらうことで、屋根の修繕に関してより正しい知識で自己防衛をしながら適切な判断ができるようになるとしている。
今後は、「空き家問題」改善のための住宅リフォームや、保険を有効利用した介護リフォームなどにも対応したサービスも積極的に展開する予定だ。
(画像はプレスリリースより)
アイプロ株式会社のプレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/88807