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2024年10月07日(月)
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「4月から介護職員も医療行為」 期待と不安

「4月から介護職員も医療行為」 期待と不安

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家族からの期待の一方不安も抱える職員たち
4月より、一部の医療行為が一定の研修を受けた介護職員にも認められるようになります。介護職員でもできるようになるのは、たんの吸引や胃ろうなどの一部の医療行為で、これらは今まで原則として医師や看護師のみに認められていたものです。ホームヘルパーによってこうした行為が可能になれば、介護する家族たちにとって負担軽減につながりますが、、一方で、万が一事故が発生した場合の対応や責任について心配する意見もあります。

ホームヘルパー
写真はイメージです。本文中の内容とは関係ありません。

中国新聞の報道によれば、これまでも介護職員によるたんの吸引などは厚生労働省による通知というかたちで例外的に認められてきましたが、昨年6月、研修を受講し都道府県の認定を受ければ介護福祉士や介護職員も一部の医療行為ができるように介護福祉法が改正されました。

「万が一のとき、どうすれば」戸惑いはまだ続きそう
さっそく各地で研修が始まっていますが、介護職員の中には「吸引がうまくいかずに容体が急変したときはどうしたらいいか」「万が一の事故の際、事業所から個人の責任にされるのではないか」といった不安を抱えている人もいるといいます。中国新聞の報道によれば、こうした状況に対して、広島県立広島大(三原市)の住居広士教授(介護福祉学)は「現場の戸惑いはしばらく続くだろう。事故の責任を個人に押し付けられないよう、運用を注視する必要がある」と話しています。

外部リンク

介護職の医療行為に懸念交錯(中国新聞)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201203120004.html

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