「ケアマネの資質向上と今後のあり方に関する検討会」
厚生労働省の「介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会」が5月31日に開かれ、前回会合に引き続き、ケアマネジャーの質向上策について委員から意見を聞きました。委員からは、ケアマネ資格取得時に現場での研修を義務付けることなどが提案されました。
ケアマネの国家資格化、現場研修義務付けなどの意見
CBニュースの報道によると、ケアマネの資質向上に関して委員から、現在は都道府県知事の任用資格に位置付けられているケアマネ資格を国家資格とする案が出されました。その案ではケアマネを目指す人は4年制大学での養成課程修了後に国家試験を受験し、合格後に居宅サービス、施設サービス、地域包括支援センターでの1年間の研修を経て就業する仕組みを提案しています。
また研修のあり方については在宅介護の経験がない人に対し、実務研修前に1日程度の現場研修を課すことや、実務研修のカリキュラムに、地域包括支援センターなどでの1日程度の研修を課すことなどが提案されました。
ケアマネの質向上に「介護現場で研修を」- 厚労省検討会で委員が提案(CBニュース)
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/37368.html介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002b5w6.html